新潮社限定1000部限定版 三島由紀夫全集を買取しました
以前からお問い合わせいただいていた千曲市のご依頼者様。
予定は未定でしたが、当日別件で電話をしてみると、お急ぎとのことで、「ご都合がよければ伺いますよ」とお伝えすると、
「ぜひそうしてもらえると助かる」とのお返事をいただきました。そのため、午後15時頃に現場へ向かうことにしました。
午前中には東御市での買取が1件ありましたが、そちらが終了後その足で千曲市へ向かいました。
1件目で古紙として処分する本が多く出たため、一旦、千曲資源リサイクル事業協同組合さんに持ち込んでハイエースの荷台を開け、現場へ移動しました。
今回の案件は、ご家族の蔵書整理。依頼者様のお父様は国語の先生をしていたそうで、文学や哲学思想、美術全集などが多く、1階の壁2面分と2階の壁1面分の本棚に、全集がずらりと並んでいました。依頼者様の希望は、値段のつくタイトルのみ買取するというものでした。
幸い、事前にご依頼者様がリストを用意してくださっており、査定はスムーズに進行。買取可能な本をリストに書き込みながら査定を進めました。
買取リスト
– 限定版 三島由紀夫全集 全35冊+補巻1冊 新潮社
– 川端康成全集 全35冊 新潮社
– 国木田独歩全集 学習研究社 全10巻(うち第3巻欠の不揃9冊)
– 日本の名著 全50冊(うち3冊抜け不揃)
特に高評価となったのは「限定版 三島由紀夫全集 全35冊+補巻1冊(新潮社)」で、
保存状態が非常に良く、帯もついていた点は高評価となりました。
全体として、査定額にはご満足いただけたようで、急ぎの対応にも喜んでいただけました。訪問時間が遅かったため、現場を出たのは18:30頃。すでに秋の夕暮れで暗くなっていました。
さらに、今後、掛け軸や骨董品なども整理する可能性があるとのことで、またのご依頼をお待ちしております。
三島由紀夫の全集買取について
昭和を代表する文豪三島由紀夫について全集は複数発行されており、
特に今回の新潮社刊行の限定特装版 三島由紀夫全集は
1973-1976に発行と、50年以上前の刊行となりますが、
革装、天金と豪華な装丁が特徴で
一般的に小説全集類は最新の物が高価で、最新の全集が刊行されると
版が古いものは安くなるという古書ルールから外れ今でも高く取引されております。
こちらの特装版三島由紀夫全集、および最新の全集となる
決定版 三島由紀夫全集 補巻・別巻共全44冊を積極的に買取しておりますので、
三島由紀夫全集の売却先をお探しでしたらサンブックスへお問い合わせください。
その他、文学系の全集、小説はもちろん、専門書、学術書の買取はぜひ長野のサンブックスへ
お気軽にご連絡ください。